長女を出産後、子供の教育費等を考え、銀行員としての仕事を続けようと決心をしたものの、いざ両立生活が始まると、仕事・育児のどちらもにも中途半端な自分に自己嫌悪を一杯の毎日でした。

特に仕事については、残業するのが当たり前の生活から残業ゼロの生活に切り替わったたものの、頭と体が現実についていかず、時間内に終わらない仕事を同僚に手伝ってもらう状態でした。心は申し訳なさで一杯、当然ながら人事評価も低迷し「私は価値のない人間だ」と思ったこともありました。銀行の総合職ワーキングマザーはキャリア志向が多く、両親やベビーシッターのサポートを得て出産前と変わらず残業や出張をこなし、仕事に全力投球している方ばかり。ベビーシッターは雇わず、残業はせず夫婦二人の協力だけで生活を乗り切るという、見本となるワーキングマザーが身近にいませんでした。同期や後輩がどんどん昇進・昇格するのにあせりながらも、具体的にどうしたらいいのかわからず、自由に残業ができる 夫に八つ当たりするなど、夫婦関係もギクシャクしていきました。ストレスMAX状態で、もう限界！と思っていた2007年末に出会ったのコーチングでした。

「私も何とかなるかも知れない・・・」藁にもすがる思いで2008年からコーチングを学び始めました。コーチング的コミュニケーションを体得し、自分を取り巻く世界が変わりました。同時にコーチを雇い学びと実践を繰り返すうちにセルフコーチングができるようになりました。その後、仕事で確実に成果を出せるようにな り、職場で、頭取表彰を受賞（2010年度、2011年度連続）するまでになりました。

かつての私のように日々ストレスと闘っているワーキングマザーにコーチング的コミュニケーションを広めたい！と強く思います。 関わって下さる全ての方へ、私の経験・情報・知識などを余すところなくご提供し、全力でサポートします！